発達障害もどきの行く末

発達障害グレーゾーンと診断されたとある社会不適合者による悪足掻き。とにかく職歴が悲惨

ザ・ノンフィクション 山奥ニートの結婚 ~一緒に赤ちゃん育てませんか~ を見た感想

僕は山奥ニートに関する記事をいくつか書いてきた。

 

今回、ザ・ノンフィクションにて山奥ニートが取り上げられると知り、ブログのネタになりそうだと思い当番組を視聴した。山奥ニート関連の記事を書くのは随分と久しい。

 

今回のザ・ノンフィクションは、共生舎に住んでいるアツシ氏と山奥ももこ嬢が結婚して子どもを授かり、親子3人+同居人たちとのやり取りが描かれる。

 

f:id:kamigami000bond:20220219203754p:plain

番組の詳細はこちら

 

番組の詳細を見るに、山奥ももこ嬢は子育てを同居人にぶん投げようとしている印象を持った。育児を何だと思っているのか。

 

視聴前からすでにヤバさを感じて止まない。

 

番組を視聴した感想

案の定、山奥ももこ嬢は子育てを楽観的…というか適当に考えている節が多々見受けられた。

 

どうしても限界集落である共生舎で子育てしたいこと、面倒になったら同居人や、同じく限界集落に住んでいる仲の良い高齢女性(以下、中岡さん)に子育てをぶん投げるという二点が特に顕著だった。

 

限界集落なので、近くにスーパーやコンビニは去ることながら病院すらない。なので車を運転できなければ死活問題に関わる。将来、子どもが成長して幼稚園や保育園に通わせる場合、わざわざ限界集落の共生舎から車で送迎するつもりなのだろうか。

 

あと同居人や中岡さんに子育てをぶん投げるとのことだが、ご飯はもちろん、おむつ交換やお風呂、夜泣き対応など、子育てはかなりの重労働である。

 

そんな重労働を平気で他人にさせようと考える山奥ももこ嬢、かなり図々しいと思った。

 

同居人や中岡さんはあまり嫌がる素振りはなく、子どもの世話を引き受けていたものの、個人的に山奥ももこ嬢の子育てに対する考え方が気に入らないと思って止まなかった。

 

事実、中岡さんにそのことを指摘されてはいたものの、山奥ももこ嬢に届いたのかどうかは不明である(多分届いていない)。

 

子どもが産まれると周囲の環境はガラッと変わる。それは共生舎とて例外ではない。

 

親子3人、いずれは限界集落での生活に限界を感じ始め、どこかに引っ越すだろうと勝手に考えている。

 

山奥ニートニートではない

勘違いしている人が多いようだが、山奥ニートは別にニートではない。自分たちのことをニートだと思い込んでいる限界集落の移住者に過ぎない。彼(彼女)らはちゃんと働いており、しっかり社会参加しているのだ。

 

人がニートに堕ちる理由は千差万別。一般的にはコミュ障で、手先が不器用で、地頭も悪く、他人に興味や関心を持てない怠惰な無能であることが挙げられる。

 

山奥ニートは、そんな一般的なニートができないようなことを平然とやってのける。

 

自炊や洗濯といった家事はもちろん、自動車を運転したり、狩猟免許を取得してシカやヘビを捕まえて皮を剥いで食べたり、その他地域住民と上手くコミュニケーションを取ってお互い助け合ったりすることさえできるのだ。

 

これが山奥ニートと一般的なニートの歴然たる差だ。

 

石井あらた氏も山奥ももこ嬢も、一般的なニートの定義に当てはまらないどころか、下手すると一般的な会社員や役員よりもハイスペックだろう。山奥ももこ嬢は山奥ニートになる前は法律事務所で働いており、同居人であるジョー氏は進学校出身で、同じく同居人である本多氏も建設会社で働いていたという経歴がある。現在の山奥ニートはそういった人たちの集まりと言っても過言ではない。

 

まとめ

石井あらた氏も2020年5月20日に結婚していることから、僕はてっきり石井あらた氏と山奥ももこ嬢とその子どもに関するエピソードだと勘違いした。

 

山奥ももこ嬢もそうだったが、子どもを産もうと考えている人は、彼女のような考えの人がとても多い。まぁそういう考えでないと子どもを産もうなどとは到底思えないからだろう。

 

ちなみに山奥ももこ嬢の子どもの名前は、自分たちにいろいろお世話をしてくれた中岡さんの名前の一部を使った名前(華代)になっている。何と言うか、もう本当にクレイジー極まりない。

 

山奥ももこ嬢の子育てに関する考え方は、いずれまともな方向に変わるよう願っている。でなければ子どもがあまりに不憫で仕方がない。