同期はマウントおじさんであった。入社当初は僕と仲良くしていたものの、次第にマウントおじさんたる同期の本性が見えてきた。
事ある毎に自分の意見や知識をひけらかし、それを至上のものとして他人に強要するなど、常に自分が相手より優位に立とうとしていた。
僕はそんな同期のマウントおじさんぶりには心底うんざりしていた。
〇〇って知ってるぅ? (´^ω^`)ニチャァ
今でもあのネチネチした話し方が頭から離れない。
個人的な話はさておき、もしも職場で同期のようなマウントおじさんに絡まれた場合、上手く対処していく方法を紹介する。
受け流す
定番中の定番。
マウントを取られたと思ったとき、相手に生返事をするなど話を聞いているのか聞いていないのか曖昧な状態にする。スマホを凝視したりして相手と顔を合わさないようにするのも良い。
しかし最初の頃は「すごいですねぇ!」とか「え、初めて知りました!教えていただいてありがとうございます!」などと大袈裟にリアクションを取って、徐々に塩対応にしていく方が無難かもしれない。
嫌なものは嫌だと徐々に態度で示していく。やがて相手に「あぁ、こいつにマウント取っても何も面白くないな」と思わせれば勝ちである。
距離を置く
マウントおじさんが一緒の部署で働いているとなると、物理的に距離を置くのは難しいかもしれない。
しかし仲良くならないようにすることは十分可能である。
そもそもお互いに気が合わなければ仲良くなりようがないが、問題なのは万が一お互い気が合って仲良くなってしまったパターンである。
僕はうっかりマウントおじさんたる同期と LINEを交換してしまった。案の定、しょうもない知識を披露され、僕にとって貴重な時間と労力を奪われることになった。有給休暇中であっても、業務連絡と称して知識マウントを取ってくるほどだった。
仕事をする上で連絡先の交換はやむを得ないかもしれない。それでも LINEだけは絶対に交換すべきではない。
もししてしまった場合、どうでもいい用件は全て既読スルーしてしまっても構わない。あわよくばブロックするのも良いかもしれない。後から理由を聞かれても、しらを切っていればいつか相手も諦めてくれる。
辞めるのを待つ
極めて特殊な事例なので何の参考にもならないだろうが、もしそのマウントおじさんが職場で仕事ができない存在である場合、その人が辞めるのを待つという手段もある。
入社当初、同期は僕に対してひたすらマウントおじさんぶりを発揮していた。しかし次第に同期はプログラミングの勉強に付いていくことができなくなり、それに比例してマウント取りも控えめになった。
同期が発達障害グレーゾーンたる僕よりも仕事ができず、勤務中でありながら、職場では食っちゃ寝してオナラをするだけになった同期のことを、僕は全く尊敬できなかった。そのときから僕は同期のことを杜撰に扱うようになった。僕と同期は2倍近く歳が離れていたが、お構いなしであった。
次第に同期は役員からも仕事の進捗具合や勤務態度について詰められていき、やがて全ての責任をほっぽり出し、逃げるように職場を去って行った。そんな同期に対して僕は何の同情もしなかった。
まとめ
無害なおじさんなど、この世には存在しない。おじさんは存在しているだけで周りの人たちから一方的に蔑まされる。だからこそ何かしら能力(社会経済的地位など)を誇示しなければならない。
マウントおじさんはよく承認欲求の塊だとか言われているが、実際は周りから蔑まされたくないが故に何か誇示しなければと躍起になった結果、マウントおじさんなる存在が生まれたのではないだろうか。
マウントおじさん、特に図体や態度のデカいマウントおじさんは最早存在自体が害悪だ。今すぐ目の前から消え失せろ。