ある日、Twitterで以下のツイートを見た。
ブラック企業より怖いのは、“ぬるま湯で社員を塩漬け”する企業。残業が少なく働きやすいけど、長年働いても給料は20万前後でほぼ上がらず、スキルアップもできない。数年後には成長意欲も削がれ、気付けば会社に依存してる。結果、リストラや転職を迫られた時に武器のない子羊状態となり人生終了モード
— 酒井 俊 (@shunsakai123) 2022年8月14日
こちらのツイート、ろくなスキルアップが見込めずダラダラ過ごしてしまいがちな企業のことを「ぬるま湯」と批判している。
それに加え、まともな労働環境さえ用意できないようなブラック企業よりも悪質だと言ってのけている。
ツイ主、マジで何様?
ひょっとして転職支援サービスの業者だろうか?だとしたらいたずらに転職を煽るのはやめていただきたい。
ツイ主のそんな意見に対して、少し思うところがあったので記事にしてみた。
無能は迂闊に転職してはいけない
残業なし。手取りは20万円前後。仕事も大してキツくない。人間関係もまずまず良好(と思われ)。収入は上がらずとも、とりあえず安定的でいられるならホワイト企業と言っても過言ではない。
僕のような無能にとっては、喉から手が出るほど貴重な収入源である。
スキルアップに繋がらないと言われたとしても、そもそもの話として無能はスキルアップなどできない。
仕事をする上で最も必要不可欠なのはコミュ力である。無能は往々にしてそれが著しく欠如している。頭が良くて資格をいっぱい持っていたとしても、コミュ力がなければ全て宝の持ち腐れと化す。
ツイ主のような意識高い系の人に惑わされて、今の安定を手放すような真似は絶対にしてはいけない。
優秀な人であれば他の上流企業に転職するのはもちろん、その「ぬるま湯」でさえ簡単に沸かすことができる。それに対して無能は何もできない。だったらまだ「ぬるま湯」に浸かってる方が全然マシなのだ。
しかしそれでも万が一、転職を余儀なくされた場合、また別の「ぬるま湯」を探すしかないだろう。決して簡単な話ではないだろうが、スキルアップが一切できない無能はそうする他ない。企業に属さず生きていく術をどうにか磨いていくしかない。
世知辛い世の中である。