私の職歴はなかなか悲惨で、1年以上続いた仕事がほとんどなく、どれも半年止まりというザマでした。
しかしそれでも、唯一私にとって誇れることがあります。
仕事を辞める際に、一度もバックレをしたことがないのです。
退職願および退職届、試用期間14日以内の解雇、諭旨解雇、電話で退職を伝えるなど、仕事の辞め方について一通り経験してきましたが、バックレについては未だに体験したことがありません。
おそらく今後の人生で体験する予定はないと考えていますが、人生というのは何が起こるか分からないものなので、可能性がないというわけではありません。
今すぐバックレるといった行動を起こさない限り、身の危険が生じてしまうような場面に直面するとなると、やはりバックレは必要悪になってくるでしょう。
私が今後職を転々とする場合、どういう状況だったらバックレるのか少し考えてみました。
明らかに "人間関係" が劣悪である場合
私はかつてスーパーの鮮魚部で働いていました。
仕事内容といたしましては、お寿司を作るというものだったのですが、職場の人間関係があまりに劣悪でした。
その部署を取り仕切っていたのは、老害と言っても差し支えないBBAの集まりでした。
メモを取らせないといった嫌がらせは去ることながら、かつて勤めていた職についてバカにしてきたり、事あるごとに怒鳴られたりもしました。
ある日私はそんなBBA相手にブチ切れてしまい、他部署の人たちが駆けつけるほどの事態にまで発展してしまいました。
反省はしていますが後悔は全くしておりません。あのまま我慢して働き続けた場合、きっと今よりも悲惨な未来になっていたに違いありませんから。
なのでこのように "人間関係" が明らかに劣悪な職場だった場合、次から私は即座にバックレを決意することでしょう(その前に他部署への異動をお願いするかもしれません)。
明らかに "仕事内容" が劣悪である場合
現場仕事と言ってもいろいろありますが、私が今まで経験したのは印刷工場でした。
みなさんが想像している通り、かなり過酷な職場でした。
紙の積み込みをしたり、印刷機に版を取り付けたり、印刷ズレが起こってないか逐一チェックしたり、印刷機を清掃をしたりと、とにかく過酷の一言でした。人間関係についても決して良好と言えるレベルでもありませんでした。
今までいろんな仕事を経験してきた私ですが、初日から退職を考えたのは後にも先にも、あの印刷工場に変わりはないでしょう。
なのでこのように "仕事内容" が明らかに劣悪な職場だった場合、次から私は即座にバックレを決意することでしょう(その前に他部署への異動をお願いするかもしれません)。
まとめ
私がバックレをしないで済んでいるのは、まだそこまで追い詰められたことがないからというのが一番の理由かもしれません。普通に考えて一言「辞めます」と伝えるか、辞める前に他部署への異動をお願いしてみる方が絶対に楽なのですから。
しかし今後、バックレざるを得ない職場を転々としてしまう可能性も否定できないので、明日は我が身という気持ちは持っておこうと考えています。