発達障害もどきの行く末

発達障害グレーゾーンと診断されたとある社会不適合者による悪足掻き。とにかく職歴が悲惨

暗い気分のときに重大な決断をするな

これは私が物流会社で働いていたときのエピソードになります。

 

 

相変わらず仕事はこなせず、そのせいで職場に居づらかったというのもあり、一方的にこちらから辞めるという結末になりました。

 

しかしそんな重大な決断をしたのが、インフルエンザを発症していたときだったのです。その後、ふと我に返りました。自分はなんてことをしてしまったのかと。

 

この苦い経験から、私は「暗い気分のときに重大な決断をしてはならない」と、身を以て学びました。具体的に紹介していきます。

 

入社当時は良好だった人間関係、しかし自分の無能ぶりが露呈していくにつれ悪化

 

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入社してから多少のトラブルはいくつかあったものの、仕事ぶりは比較的良好でした。人生初のデスクワークということで、初めて PCを使った仕事を担当しました。

 

いかにも会社員っぽいことをしている自分に感動していました。前職のスーパーのレジ打ちなんかよりもずっと仕事にやりがいがありました。現場で力仕事もありましたが、自分なりに長く続けることができたのではないかと思ってます。

 

 

しかし電話対応だけがどうしても自分にとっては鬼門でした。短期記憶が弱いということもあり、お客さんの話を聞きながらメモを取っていく作業がどうしてもこなすことができませんでした。

 

最初は "不器用ながらも仕事をこなせる新人" という立ち位置で、他部署の人たちからも好印象だったのですが、次第に "仕事ができない人" へと変化していきました。

 

 

突然ですが私が過去に出演した発達障害グレーゾーンに関する番組です。

 

動画の後半部分で、私がどういった感じで仕事をこなしているかが分かるので、よろしかったらご視聴お願いいたします。

 

有給を申請してさらに立ち位置が悪化する

 

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入社してから半年が経ったことで、有給休暇を申請できるようになりました。ですがその頃には、私はすでに "仕事ができない人" になっていました。

 

 

直属の上司に有給を申請したところ、私の言い方がまずかったのか、そもそも繁忙期に申請しようとしたのがまずかったのか、直属の上司から怒鳴りつけられました。

 

その日以降、私は直属の上司から新しい業務を教わる機会がなくなりました。

 

 

この一件で、私は完全に干されてしまったと実感しました。気さくに話しかけてくれた他部署の人たちも、気がつけば一緒に話をする機会もほとんどなくなってしまいました。

 

ある日インフルエンザを発症

 

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インフルエンザを発症し、当然ながら会社を休みました。病院には行かず終いだったので、会社には "体調不良" としか伝えることができませんでした。

 

病院には行かず終いだったので、インフルエンザだったかどうかは不明ですが、解熱しても全身の倦怠感や胸の圧迫、頭痛が1週間以上続いたことから、独断ではありますがインフルエンザと考えます。

 

解熱した直後に会社に復帰したため、まだ完全に回復しきっておらずクソしんどい状態で仕事をしていました。正直な話、休みたかったです。

 

 

しかし "体調不良" で欠勤した直後ということもあり、なかなか休むことができず、今さら病院に行ってインフルエンザだと分かってしまえば、職場の人から反感を買うのは避けられません。

 

 

一体どうすればいいのか、すでに "仕事ができない人" というレッテルを貼られていたので、周りの人たちに相談することもできず、パニック状態でいろいろ拗らせまくった結果、"会社を辞める" というトンデモな発想に着手するに至ってしまいました。

 

いや、そもそも最初から病院に行けよ

 

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これに尽きるかと思います。あと親が大の病院嫌いで、インフルエンザと思しき症状が出ても自宅療養を徹底するほどのレベルでした。

 

そんな親の影響を強く受けてしまったので、私も同じことをしてしまいました。その結果、"無理に仕事を辞めなくていいのに、無理に仕事を辞めてしまった" ことで、人生で損をするハメになりました。

 

 

しかしその一方で、自分が発達障害かどうか心療内科に検査を受けに行ったり、足を捻挫したときはクリニックに行ったりなど、自主的に病院に行ったりすることも過去にはあったので、自分でも何故あのとき病院に行かなかったのか今でも分かりません。

 

しかし人生を進める上で支障をきたす変な癖が身に付いてしまっていることは確かです。

 

最後に

 

会社を辞めるなど、何かしら重大な決断するのであれば、なるべく暗い気分じゃないときにしっかり考えてからにした方がいいです。

 

体調が優れないときは病院に行くようにしましょう。私みたいに我慢癖を拗らせると、生きづらいだけの人生しか待ち受けていません。

 

 

私の場合、すでに周りからは "仕事ができない人" として扱われていたので、あのまま続けても時間と労力の消費にしかならなかったので、結果的に相違はなかったと思います。それでもしっかり自分の頭で考えてから決断したかったです。