発達障害もどきの行く末

発達障害グレーゾーンと診断されたとある社会不適合者による悪足掻き。とにかく職歴が悲惨

phaさんの『夜のこと』を読んだ感想について

今回読んだのはこちらの本だ。

 

夜のこと

夜のこと

  • 作者:pha
  • 扶桑社
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知る人ぞ知る、元「日本一有名なニート」である phaさんの本である。

 

僕は今まで、phaさんのいろんな本に目を通してきた。

 

僕たち社会不適合者にとって、phaさんの本は聖書(バイブル)同然である。書かれている内容にはどれも共感できる。

 

そのおかげで僕たち社会不適合者は今日まで死なずに済んでいるのかもしれない。命の恩人と言っても過言ではない。

 

 

今回紹介する phaさんの『夜のこと』についてだが、phaさんの過去の恋愛経験がメインとなっており、phaさんのこれまでの本の中でも特に異彩を放っている。

 

本書を読むことによって、僕の中で phaさんの「だるい」イメージが崩れてしまいそうな気がした。なので発売してからしばらく手に取ることができなかった。

 

しかしこの度、勇気を振り絞って本書を手に取ってみることにした。

 

phaさん、実はかなりのプレイボーイだった

本書を見る限り、phaさんはこれまでいろんな女性関係を築いている。風俗などではない歴とした女性関係だ。

 

女性と会う機会に恵まれたからなのか、女性を惹き付けるような魅力があったのか、phaさんは知り合った女性とはほぼ必ずセックスをしていた。

 

phaさんって、めっちゃプレイボーイやんwww

本書の感想を一言でまとめるとこうだ。女性とは全く縁のない僕たち社会不適合者にとって羨ましい限りである。

 

当時の phaさんにとって、出会った女性とすぐセックスにありつけるのは日常茶飯事だったようだ。シングルマザー、メンヘラ、シェアハウスの同居人など、phaさんと肉体関係を持った女性の中には、いわゆる訳ありの人も少なくなかった。

 

phaさんのやってることは完全にプレイボーイのそれだったが、女性とセックスした後は必ずだるさを感じたり、関係が長続きしないなど、やはり phaさんは phaさんであった。読む前は不安だったが、思ってたほど悪くなかった。

 

みんなそれぞれの "夜" がある

phaさんのプレイボーイっぷりは、phaさんという人物の一側面に過ぎない。

 

しかしこれは phaさんに限った話ではなく、世の人たちにはみんなそういった一側面がいっぱいあるのだろう。それが人という知的生命体の面白さなのかもしれない。

 

 

話は変わるが、本書でも世の男女がお互いセックスすることは日常的であるとされているが、僕としては正直驚きである。

 

気安く人とセックスすると性病になる危険性があるが、みんな怖くないんだろうか。それとも何にも考えていないだけなんだろうか。そういうのにビビって二の足を踏む僕が異常なだけなのか。

 

しかしこんなことを言ってるとまた人生縛りプレイなどと言われそうだ。しかし生まれついての性質みたいなものだから変えようがない。