半年ほど前、職場でこんなものをいただいた。
なんと『御香奠』である。僕はそれが一体何なのか分からないまま、平然と受け取ってしまった。とりあえず会社から貰えるものなんだなという認識しかしていなかった。
帰宅後、御香奠について一通り調べてみた。
『四十九日』『法要』『粗供養』『満中陰志』『志』
聞き慣れない単語がいっぱい出てきてしまい、僕は満身創痍になった。そんな中、かろうじて必要最低限の情報を掴むことに成功した(と、このときはそう思い込んでいた)。
どうやら御香奠なるものを貰った場合、後日『香典返し』というかたちでお返しをしなければならない。貰った金額の半分を商品券とお菓子にするのが一般的だそうだ。お返しのタイミングとしては四十九日の法要が終わってからだが、それ以前でも構わないとされている(掛け紙に書く内容が『満中陰志』か『志』といった違いしか生じない)。
とにかく面倒極まりなかった。詳細について気になった人はググって、どうぞ。
掛け紙に書く名前を間違える
なんと僕は、香典返しの掛け紙に書く名前を間違えてしまった。
一般的には喪主の名前を書くのだが、何をトチ狂ったのか、自分の名前を書いてしまった。
少し調べればすぐに分かるようなことを、僕はその調べる手間を怠ってしまったのだ。
結果、二度手間になってしまった。掛け紙をしてもらったお店に、わざわざ重たい荷物を持って行くハメになった。
香典返し、マジで面倒
相手から御香奠を受け取ってしまった場合、後々かなり厄介なことになると身を以て学ぶことになった。
間違っても、香典返しの掛け紙には喪主でない人の名前を書くというアホをやらかしてはいけない(戒め)。