何度も Twitterやブログの方で、正社員で入った印刷会社をクビになったとお伝えしてきました。
今現在、僕は無職なのですが、このままだと野垂れ死んでしまうということで、新しくアルバイトを始めました。
それがこの「Uber Driver」です。
みなさんも外で「Uber Eats」と書かれた大きなカバンを背負った男性を見かけられているかと思います。彼らこそが「Uber Driver」その人たちです。
ざっくり言うと「Uber Driver」とは、リクエストを受けたレストランで注文品を受け取り、それをお客さんのところまで配達するお仕事です。
サイトで申請すれば、誰でもこの仕事を始められるようになります。社会不適合者が最も苦手とする履歴書や面接といったプロセスは一切ありません。
「Uber Eats」に雇用されるというわけではなく、「Uber Driver」という名の個人事業主になるといった感じでしょうか。
なので、確定申告も自分で行わなければならないし、失業保険を給付されている方であれば、その旨をハローワークに報告しなければなりません。
まぁとりあえず、「Uber Driver」についてより詳しい情報が知りたい方は、他のサイトでググって下さい。
「Uber Driver」を始めた初日、僕は 5件ものリクエストをこなしました。この記事ではそのことについての感想や反省点など、いろいろ書いていきます。
では、ご覧下さいまし。
出発前 カバンはこんな感じ
もうとにかくいろいろ詰め込んでいます。
緩衝材のパフなんかもあります。保冷剤とかタオルとか、ありとあらゆるものをカバンに詰め込みました。
とりあえずやってみなければ、どれが必要か不要か分からないので、あれこれ考えまくるのは時間の無駄だと思います。
家でゴロゴロしていると、早速レストランからリクエストが届いたので、配達の準備を整えます。
1件目 Uber Driver としての初仕事
僕は今までの人生で、配達に関する仕事など一切したことはありませんでした。
しかし事前に、Uber Driver に関する動画をいくつか見ていたため、
…まぁなんとかなるんじゃね?
と楽観視していました。
初のリクエストはなんと寿司系でした。
え、マジ?いくら何でも難易度高すぎない?
って思いましたが、ここでキャンセルすると絶対にキャンセル癖が付いてしまうなと思い、渋々引き受けました。
レストランから家までそこそこ距離がありましたが、初仕事ということで、自転車で全力疾走かましました。
レストランに到着し開口一番、
Uber です!!
とレストランの店員に挨拶しました。
アプリに書かれている中身を見せると店員は、注文品をこちらに手渡してくれました。容器の面積もなかなか幅広く、たくさんのお寿司が入っているのが見えました。
その注文品こそ、お客さんに渡すための超大切な商品なのです。
僕は速攻で梱包し、お客さんのいる場所まで全速力で向かいました。
目的地に到着し、インターホン越しでも「Uber です!!」と元気に挨拶をかましました。
玄関から年配の女性が出てくれたので、僕はカバンから注文品を取り出し、相手に手渡しました。
中身も無事だったのも幸いでした。
僕の初 Uber Driver としての仕事は、良い感じに軌道に乗ってくれたなと実感しました。
2件目 これがいわゆる ” 置き配 ” か…
この調子でガンガン行こうぜ!!
と意気込んでいました。次の注文品はフライドチキンでした。他に注文しているものはなく、フライドチキン単体だったので、
ヌルゲーきたぁぁあぁぁぁぁ!!!!!
と勝手にテンションが上がっていました。梱包もすぐに終わり、お客さんの自宅に到着し、インターホンを押しました。
すると「玄関先に置いといてください」とインターホン越しに声がしたので、言われた通り注文品を玄関先に置いておきました。
?
当時の僕の頭はクエッションマークで満たされていました。僕は配達で荷物を受け取るとき、ちゃんと配達員の人と顔を合わせます。
金銭のやり取りがない配達の場合、「荷物は玄関先に置いといて」と、一切玄関のドアを開けない人もいるんだなぁと実感しました。
3件目 トラブル発生!! 相手の名前が分からない…!?
注文品はフライドポテトやハンバーガー、チキンといったファーストフードでした。2件目と似たような注文内容でしたね。
アプリに登録されている名前と実際の名前が全く違ったので、目的地の近くでしばらく右往左往してしまいました。ちゃんとした名前を登録しろって話ですよ。
どこに自宅があるのか全く見当が付かなかったので、あまり使いたくなかったアプリの電話機能を使ってしまいました。
お客さんも僕と同じくコミュ障だったので、お互いに上手く意思疎通をこなせないまま、無言の時間を共有するハメになりました。
なんとかこちらから話を切り出し、アプリに登録されている名前の表札が一切見当たらないと相手に伝えました。そしたら相手が本当の名前を教えてくれたので、再び近くを探索したらようやく相手の自宅が見つかりました。もしかしたらアパートかもと思っていたのですが、どうやら一軒家のようでした。
アプリに登録されている名前は完全な偽名だったのです。
紛らわしいわっ!!!!!
って激怒してやりたかった。
目的地に着いてインターホンを押すと、やはり「玄関先に置いといて」と冷たく言われただけでした。しかし家の構造的には、駐車場のシャッターを開けないと玄関まで行くことができない仕様になっていたのです。そして案の定、シャッターは閉まっていました。
再度インターホンを押し、
あの…玄関先まで行きたいんですが、シャッターが閉まってまして…( ;∀;)
と伝えましたが、相手は「シャッター前でいいよ」と即答してきました。
配送当時は日差しがキツく、風は吹いていたものの、気温はそこそこ高かったので、その場に注文品を置いておくことに少し気が引けました。
しかし相手に言われた通り、料理をシャッター前に置きました。日陰になっている部分がなかったので、すぐに取りに来てくれることを信じて次の配達に向かいます。
やっぱメモしねぇと相手の言ってること何もかも分からねぇ(笑)
とりあえず無事に届けられたものの、いくつか反省点が出てきたなぁと気が滅入りつつ、自転車に乗って走り出しました。
4件目 マスクの下は美人…!? 発達障害もどきと恋愛フラグが…!?
今週から営業が再開したという、あの「スターバックス コーヒー ジャパン」です。
しかし一部の店舗ではまだイートインができず、テイクアウトのみの営業として続いていきそうです。
注文品はドリンク+クッキーでした。ドリンク系は中身がこぼれないよう、量が調整されていたりラップで巻かれたりしていました。
注文品を受け取り、目的地であるアパートに到着しましたが、部屋番号が分からず右往左往します。
電話をかけようとしたそのとき、フロントにお客さんと思われる女性が現れたので、その場で注文品を手渡しました。
相手女性はマスクをしていましたが、絶対に美人だったに違いない。
5件目 長距離走ったのに報酬低すぎ…?
スタバに続き、デザート系の飲食店でした。
しかしリクエストを受けた場所からはあまりに遠かったばかりか、配達を完了しても他のリクエストと比べて貰える報酬が低かったので割りに合わないと思いました。
相手の対応も相変わらず「玄関先に置いといて」でした。
さて、今日の配達はこれにて終了です。
僕に顔を見せてくれたのはたった 2人だけでした。
まとめ
初見ではありましたが、思った以上にスムーズに配送をこなすことができました。
最初の寿司を配送することになったとき、かなり不安ではありましたが、いざその配送を終えてみると
おっ、ワイ意外とできるやんけ!
と思えましたね。
しかしまだまだ始まったばかりで、大きなトラブルも起こっていないため、これからどうなるかは分かりません。
今のところ、ようやく社会と繋がることができたので一安心といったところです。どんなに社会不適合人間であろうと、社会との繋がりなしには生きていくことはできません。なのでガッツリ社会と関わるのではなく、自分を殺さない程度に適合していければ理想だと考えています。
今回の反省点は以下の通り。この反省を活かし次も頑張っていければと思います。
反省点
- 緩衝材としてのパフは必要ないばかりか邪魔だった
- アプリに登録されている名前と、実際の名前が異なるという可能性があるので注意
- 電話をするときは、なるべくメモを取るようにしておく
- スマホを充電できる機材を持参しておく
- 夏場は保冷剤をたくさん持参しておく(5~6個)
その結果、カバンの中はこんな感じになりました。これからもカバンの中が、もしくはカバン自体が変わっていくかと思います。
発達障害もどき先生の活躍に乞うご期待!!