発達障害もどきです。
Uber Eats の配達員を始めてから、早くも 1ヶ月近くになります。仕事にも慣れてきた頃合いでもあります。
短期間でありますが、本当にいろんなところを配達してきたなと自分でも実感しております。
本題に入りまして、僕はいつものようにレストランから注文品をピックアップし、お客さんの元まで配達します。
しかしそのお客さんの住所を確認したところ、
レストランからたった " 200m " しか離れていませんでした(笑)
正直な話、その日は別に悪天候でも何でもありませんでした。200mというと、家からレストランまで徒歩で普通に行ける距離です。
お客さんはきっと足腰の弱いお年寄りなのだろう(適当)
そう思いつつ、注文品をバッグに詰め込み、自転車を走らせます。走行中、スマホを確認してみると案の定、目的地はすぐそこにありました。
簡単だったわ(笑)
しかしここで問題が起こります。場所はすぐ近くにあるにも関わらず、お客さんと思しき人の自宅が見つからないのです。
もしかしてこれ、ちょっと遠回りしないとダメなんじゃね?
そう思い、僕は路地裏を通り、GPSが指し示す場所に近づけるよう移動します。明らかに自転車が通れる広さではなかったのですが、配達のためには多少の迷惑は仕方あるまいと思い、道なりに進んでいきます。
そして気がつけば僕は
他所の家の敷地にまで侵入していたのでした。
おい、何しとるんや!!
家主と思しき人が目の前に現れ、僕に詰め寄って来ました。
す、すいません!! 私Uber Eats の配達員でして…!! 東野さん(仮名)宛に注文品を届けている最中だったのですが、道に迷ってしまいましたっ…!
東野さん(仮名)か…。目の前に赤い旗が見えるやろ? その旗ンところの家がそうや。ここからやと少し遠回りやけどな
ありがとうございます!!
僕は家主の人に謝り、赤い旗のところを目指します。
ん、あの赤い旗…どこかで
僕は元いた場所に戻ってきていました。そしてお客さんと思しき方が、わざわざ僕のことを出迎えてくれていたのです。
いや〜、GPS見てみたら、スーッて家の前通過していくもんだから、ビックリしたよー
お客さんはおじいさんとおっさんとその子どもでした。GPSの位置が微妙にズレていたことから、その場所ではないと勝手に思い込んだ僕が間違いでした。やっぱりアプリの地図は過信しちゃダメですね。
何が足腰の弱いお年寄りだよ!! 全然元気じゃねぇか!!!!
と僕は思いました。
道に迷ったことを謝罪しつつ、注文品を手渡しさっさと自転車に跨ります。
上級国民か、そうだな上級国民だよなァ!!
僕はやり場のない怒りを胸に次のリクエストに向かうのでした。
まとめ
200mという近さの配達をしたのは今回初めてでしたが、それでも道に迷ってしまうという、憐れな発達障害グレーゾーンこと発達障害もどきでした。
配達していて思うのですが、部屋番号のあるマンションはともかく、一軒家であるにも関わらず表札のない家があまりにも多いと思います。
ぶっちゃけ言いますと勘弁していただきたいです。
GPSがあるから、表札なんてあってもなくても変わんないじゃんと思うお客さん、かなりいらっしゃるかと思います。
ですが GPSってあなたたちお客さんが思ってるほど高性能じゃないんですよ。
番地までしっかり入力してなかったら、間違った場所を指し示したりするなんてザラにありますからね。こちとら絶許モンですよ。
周りの建物が複雑なら、備考欄にその旨を書くとかさ、協力してくれたら助かるんですよこっちも。近くにいるのに迷いに迷ってせっかくの料理が冷めちゃったりするのはお互いにとっても嫌でしょ?
今のところラッキーだと思うのは、いわゆる老害のお客さんに当たっていないことですかね。