発達障害もどきの行く末

発達障害グレーゾーンと診断されたとある社会不適合者による悪足掻き。とにかく職歴が悲惨

コロナ不況でますます増加する痴漢ビジネス~援デリから痴漢ビジネスに転職したとある女性について~

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痴漢ビジネスで得た収益で、友人たちと出かけに行く吉井恵美さん

 

「援デリしているときよりずっと稼げました!最初からこうしていれば良かったなぁってずっと思ってます」

 

そう語るのは住所不定、無職の吉井恵美さん(27)。

 

 

彼女はつい先日、満員電車の中で会社員の男(49)に対し痴漢をでっち上げた。

 

男は痴漢容疑で逮捕された後、慰謝料として恵美さんに56万2380円もの金額を支払った。

 

給付金10万円と同様、慰謝料というのは収入として扱われないため、失業保険や生活保護を受ける上で申告する必要は一切ない。

 

 

「やっぱり自分だけの力でお金を手に入れるのは嬉しいですね。援デリなんかよりもやり方が簡単で、体への負荷もずっと少ないです!」

 

 

  ◇   ◇

 

満員電車の中で特定の男性を痴漢にでっち上げる痴漢ビジネスを始める前、恵美さんは援デリをしていたというが、そもそも援デリとは一体何なのだろうか?

 

 

「そうですねぇ、 "組織化した援助交際" といったところでしょうか?まず組織内のスタッフが、出会い系サイトでターゲットの男性とメッセージをやり取りするんです。その男性とどこで会うのかアポが取れたら、実際に私がその場所まで行って、その男性とお会いします。その後は…あまり言いたくないのでお察しいただければと思います」

 

 

その後の詳細について、恵美さんは話すのを躊躇っていた。筆者も恵美さんと同じ立場だったら、きっと話すのを躊躇っていたに違いない。

 

しかしそこまでするくらいなら、一般の風俗店で働いた方がずっと効率的なのではないだろうか。

 

 

「最初はそういったお店で何度も面接を受けたのですが、どこも不採用でした。容姿と人と接するときの態度が採用基準に達していなかったというのが主な理由です。どこからも不採用を突き付けられ、自己肯定感が下がっていく中、ようやく見つけたのが "援デリ" だったんです」

 

恵美さんは一般の風俗店で勤めていく能力が欠如していたため、"援デリ" に就職せざるを得なかった。

 

そんな恵美さんの見た目は、お世辞にも可愛いと言えるレベルではなく、女性の平均体重を遥かに上回っていた。声についてもかなり男性寄りであったため、一見すると男性と間違えられてもおかしくないほどだった。

 

 

「ダイエットも化粧も、頑張れば多少は改善するとは思うのですが、頑張ったところで結果は見えているのでもう諦めました。今は痴漢ビジネスのおかげで、こんな私でも1ヶ月で100万円近くの額を稼げるようになったので、もうどうにもならないことで悩む必要はないんだなと思えるようになりました」

 

 

  ◇   ◇

 

最後に、恵美さんにとって満員電車の中で痴漢冤罪をでっち上げる痴漢ビジネスについてどう考えているのか。

 

 

「女性版 Uber Eats 配達員ですね。Uberの配達員になるのに必要な資格って、18歳以上であることぐらいじゃないですか。それってぶっちゃけた話、誰でもできるわけじゃないですか。痴漢ビジネスもそれと同じで、満員電車に乗って痴漢を主張するだけのルーティンをこなすだけなんで、できない人はまずいないかと思います」

 

 

コロナ不況により失業率が急増していく中、男性を痴漢冤罪にでっち上げて、多額の賠償金をむしり取る痴漢ビジネスが近年、話題を呼んでいる。

 

コロナ不況で失業した人や就職活動に行き詰まった女性たちが、次々とこの痴漢ビジネスという業界に参入してきている。恵美さんもその一人だったのだ。

 

 

「こんなに楽にお金を稼げる痴漢ビジネスというものがありながら、未だに一般の風俗店で働いている女性って一体何なんでしょう。人生縛りプレイしているようにしか思えなくて見てて滑稽ですね」

 

 

主に満員電車の中にいる男性をターゲットにした痴漢ビジネス。ターゲットにされた男性からすればたまったものではない。恵美さんは痴漢の加害者に仕立て上げられた男性についてどう考えてるのか。

 

 

「金の成る木ですね。揺すれば揺すった分だけお金を落としてくれる貴重な存在です。ただその揺すり方には少しコツがありまして、そのコツというのが主に相手を陥れることなんですよ。風俗嬢やキャバ嬢のやっている方法は、明らかに体への負担が大きいので非効率的だと思いますね」

 

 

恵美さんは加害者に仕立て上げられた男性に対して何一つ罪悪感がなかったように見えた。過去に援デリをしていたせいなのか、かつて風俗業界で就職活動していたときのストレスからか、男性という存在を半ば憎んでいるかのようにも見えた。

 

アベノミクスにより日本経済の低迷下が進む中、近年のコロナ不況により、こうした痴漢ビジネスは激増の一途を辿っている。今や痴漢ビジネスを行う女性は身近にいると言っても過言ではない。 彼女たちの気分次第で、男性というのはいつでも社会的に葬られてしまう状況にあるのだ。

 

たとえ上級国民であっても、痴漢ビジネスで味を占めた彼女たちによる魔の手からは決して逃れられないだろう。

 

 

(ウィークリーニュース・咲山巧)