今年の3月くらいだろうか、僕は狂ったように遊戯王カードを大人買いしていた。 少なくとも費用としては1万円は超えていたと思う。
遊戯王カードは株と言われている。ルールが改定される度、カードの価値も逐一変動するからだ。改定前のルールでは役に立たなかったカードも、改定後のルールで脚光を浴びたりする(逆もまた然り)。
遊戯王カードのような、売ればすぐにお金になるような資産はあった方がいい(ってひろゆきも言ってた)。
しょうもない前置きはここまでにして、とりあえずこれだけある遊戯王カードを全て売却した。
さて、このブログを読んでいる人たちの意見を聞きたい。
いくらになったと思う?
遊戯王カードを全て売却!その値段は!?
ずばり…
1,340円
え、ありえないだろ。
ほとんどが10円前後という体たらく。150円で売れたのも数枚。最高価格で売れたレアカードでさえ500円だった。
傷がほとんど付いていないにも関わらず、傷ありとして扱われたカードもあった。買取価格を少しでもケチりたいという店側の意志を感じてやまない。
ルールが改定されてカードの価値が上がるとしても、買取価格はそこまで上がらないのではないだろうか。そもそも遊戯王カードを持ってる人はごまんといるのだ。需要に対して供給過多になるのは言うまでもない。
遊戯王カード、資産になるかと思いきや大したことなかった。これなら普通に貯金した方が賢明である。
余談
小学生の頃、よく友だちと遊戯王カードで遊んでいた。しかし今となってはルールが複雑化してしまい、知らないカードがいっぱい増えてしまった。視力も落ちてカードのテキストすら読めないし覚えられない。「死者蘇生」や「聖なるバリア-ミラーフォース-」みたいに簡潔な効果でないと最早受け付けない。
もう当時の少年の心で遊戯王カードに接するのは無理なのだ。どうしても株やら資産やら、打算的にならざるを得ない。