とある IT企業に入社からおよそ1ヶ月が経過しました。
まだ研修期間ということで、本格的な業務には関わっておりません。
タイトル通り、私は今の会社でもろくに仕事をこなすことができないでいます。
IT業界には、一度入社してみたいという気持ちはあったものの、どこも実務経験が必要なところが多く、未経験かつ既卒で入るには条件的に厳しかったです。しかし縁あって、そのとある IT企業にプログラマーとして入社することができました。
入社当初は浮かれていましたが、次第に厳しい現実について目の当たりにすることになります。
マジで仕事できない、誰か助けて…
詳細についてあまり多くは語れませんが、主に条件分岐やループといった処理を行うのに必要な言語について学んでいます。
基礎についてはしっかり学習しました。専門用語の意味はもちろん、構文を扱う上でのルールも理解したはずなのですが、課題をほとんどこなすことができないのです。
プログラミングには英語が使われているものの、実際は英語ではなく、むしろ数学的な思考能力を求められることが往々にしてあります。
私は学生時代、数学の成績については壊滅的でした。
公式を覚えて問題に取り組んでも、応用問題ですぐに躓いてしまうため、高校時代にいたっては0点を取ることもザラでした。分からないところを聞こうにも、分からないところが分からなかったため、どうしようもありませんでした。親に数学の成績について何度も詰められたことがあり、その度涙を流していました。理系の科目があまりにも酷過ぎたので、理系の大学や専門学校には進学しませんでした。
今の会社に入り、その数学的な思考能力を求められる状況に直面してしまいました。課題をろくにこなせず、直属の上司に何度も詰められました。相手の指導の仕方についてはいたって普通の範疇だったので、原因としてはほぼ100%私が悪いということになります。
今後の人生設計について
研修期間は3ヶ月ありますが、おそらく今のままでは本採用には至らず、再びクビを通告されて終わるでしょう。もし通告されたらトータルで3回も仕事をクビになったことになります。
レジ打ちですら完全に習得するのに半年以上かかり、電話対応はメモがあっても対処しきれず、手先があまりにも不器用なので職人系の仕事もろくにできず、工場や現場での肉体労働も精神的・体力的にギブアップし、コンピューターをメインに扱う仕事ですら満足にこなすことができませんでした。
プログラマーであれば、なんとかスキルさえ習得できれば…などと考えておりましたが、現実はそう甘くはありませんでした。
どれだけ専門知識や技術があったとしても、人の話を耳でしっかり聞いて、頭でしっかり理解し、適切な答えを返していくという最低限のことがこなせなければ、仕事ができないも同然です。
IT業界について理解を深めるという意味で、ITパスポートの資格も取得したのですが、このような結果になってしまったのですから全くの無駄でした。
明日が怖い…
ガチで行きたくありません。現時点で、自分がプログラマーとして働いている姿をイメージすることすらできません。
もう正攻法で人生を突き進めていくのは無理でしょう。もしもクビになった暁には、正攻法でない方法について模索していきます。