発達障害グレーゾーン(無能)と診断された、発達障害もどきです。
今回も私の就職活動の状況について紹介していきます。
今回の求人はなんとトライアル雇用ということで、応募書類を会社に郵送するだけで、もれなく面接にありつけることができました。書類選考で落とされないのでかなりラッキーです。
トライアル雇用についてざっくり説明いたしますと、就業経験の不足や長年の空白期間などが理由で、就職が難しくなった人を支援するために作られた制度のことです。この制度を取り入れた会社は、国から助成金を貰うことができます。
そんなトライアル雇用を行っている会社ですが、業界としては ITで、仕事内容もソフトウェアの開発および販売、そして
スタッフ一同、明るく活気ある職場✨
でした。
他にも項目を確認してみたところ、零細企業ではありましたが、給与面では特に悪いという印象はありませんでした。
早速ですが、詳細について語っていきたいと思います。
①面接官がとにかく個性的だった
面接官は年配の男性で、名乗りはしませんでしたがおそらくは代表取締役でもありました。名前は阪本さん(仮)としておきます。
近くのコンビニで時間を潰した後、面接開始10分前になったので本社に向かいます。
本社に着くと、総務と思われる女性が応接室に案内してくれました。飲み物にカフェオレを用意してくれたのですが、そこはせめてお茶にしてくれよと内心思いました。
席に着いてから間もなく、面接官と思しき方が現れました。
いよいよ面接が始まるのだと思いましたが、その面接官を前にして、私は思いました。
この人、小指の爪だけやたらと長くない…?
面接の間ずっと、阪本さん(仮)の小指の爪が気になって仕方ありませんでした。「いい歳したオッサンが、なんでそんな意味不明なお洒落しとんねん…!!!」とツッコミを入れておきました。
他にも、阪本さん(仮)が話してるとき、よくマスクが鼻の下までズレているのを見ていました。最初はそれに気づいて直していたようですが、面接の終盤になるとそれすらもしなくなりました。マスクの意味がない…!!!!!
②面接で聞かれたこと
基本的には面接官が一方的に話をしているだけでしたが、相手はこちらの傾聴姿勢を見ていたのか、それとも上手く相槌を打ってくれるところを見ていたのか、謎は深まるばかりです。
面接官から直接聞かれたこととしては、2年もの空白期間についてでした。
相手からは「自分探しかぁ…!?」ということで一定の理解は示してくれていたので、こちらとしても話しやすかったです。
就職活動に失敗した理由は、考え過ぎて行動を起こせない完璧主義さと、将来に対する明確なビジョンを持てなかったことであると感じ、こういった弱みを克服するため、空白期間はアルバイトをしつつ、自分は一体何がしたいのかについて模索を行っておりました。
在学中にはなかなか行けなかったいろんな国を旅行したり、さらにその経験談を旅行記として即売会に出展したりしました。そのときふと気づきました。自分は何かを作りそれを人前に表現することに関心があると。
しかしそのときは、どういう手段で表現すればいいのかしっくりこないままではありましたが、自分の本心にしっかり向き合うことができた有意義な時間であると考えます。
契約社員の仕事を通じ、正社員として責任のある仕事をしたいという気持ちが強くなり、現在の就職活動に至っております。同世代の人に比べて遠回りをしましたが、意味のある経験ができたと思っています。
③内定については前向きに考えているようだが果たして…?
じゃあその場で内定寄越せ
って話ですが、実際その場で内定を貰えたとしても「え、マジで…?」と逆に動揺するだけですが。
思わせぶりな態度を取るのはやめていただきたいですね。
④最後にサラッと面接官が言い残した言葉
君は物事を信じ込みやすい性格みたいやからな…(小声)
と言われましたが、その真意とは一体…!???
発達障害グレーゾーン(無能)と診断された、発達障害もどきでした。