先日、僕はクラブデビューを果たした。
早速だが、結論を申し上げると失敗に終わった。
クラブに参加した女性にナンパできなかったのはもちろん、音楽を楽しむことも全くできなかった。そもそも僕はコミュ障陰キャであるため、陽キャの巣窟とも言うべきクラブになど馴染めるはずがないのだ。
今回、僕がクラブデビューを果たしたクラブである。
20:00から空いているということで、仕事が終わって夕食を済ませてから入店するには時間的に都合が良かった。
しかしその時間は僕以外に他の客がほとんどいなかった。実際に客が増えだしたのは22:00前だった。金曜だからもっと混んでいると思ったが、別にそんなことはなかった。
僕がクラブデビューしてみた感想については、以下の通りである。
女性の喫煙率が高い
実際、クラブに来ている女性の大半がタバコを吸っていた。僕はタバコを吸っていないため、とにかく臭いが気になって仕方がなかった。
ナンパしようにもタバコを吸っているような自己管理のできない女性がメインとなるため、ナンパできるできない以前にする気力すら湧かなかった。そういう女性たちとは性格的にも反りが合わないため、会話するだけで疲れ果ててしまう。
店員の接客態度が悪かった
僕はクラブに入店した後、チューハイを注文し、空いている席に着いた。チューハイを飲みながら大音量で流れる音楽をなんとなく聞いていた。
チューハイを飲み終わってコップに残った氷を食べようとしたところ、たまたま通りかかった店員に無断で回収されてしまった。
せめて一言くれよと思った。クラブの店員は清潔感はあれど、接客態度はあまり良くないのだと実感した。
他の男性客に話しかけられた
意外にも、他の男性客に話しかけられた。「クラブに参加するのは初めてですか?」「年齢はおいくつですか?」など当たり障りのないことを聞かれた。一度にいろいろ知ろうとしないで欲しいと思った。
それに僕のような見るからにコミュ障陰キャに話しかけて、相手に何のメリットがあるのだろう。新手の詐欺なのだろうか。スマホを弄るなどして相手の方から諦めてくれるのをひたすら待った。
自分の声を相手に届かせるのが難しい
僕の地声はそこまで高くないし大きくもない。常に大音量で音楽が流れているクラブの中で、自分の声を相手に届けさせることは至難の業に等しい。
僕は人と会話しているとき、よく相手から聞き耳を立てられる。周囲が雑音だらけになればなるほど一層立てられる。不快には思ってはいるものの、高い声を出そうとすると疲れるだけなので半ば諦めている。
まとめ
クラブデビューは失敗に終わった。まぁ最初から分かってきっていたことではあるが。
陽キャの巣窟とも言うべきクラブに陰キャが入るのだ。よくこんな度胸のいることができたものだ。
僕にとってクラブはとにかく疲れるだけのイベントでしかなかった。
一つの経験にはなったが、次に参加することはまずない。