つい先日、僕は愛媛まで旅行してきた。
今年の12月から来年の夏頃にかけて仕事が忙しくなると聞かされ、無理矢理にでも有給を使わねばと思い、突発的に今回の旅行についてスケジュールを組んだ次第である。
オレンジフェリーで大阪から愛媛へ
僕が愛媛まで旅行しようと思った主な理由は、このオレンジフェリーに乗るためである。
見た目通り、豪華客船である。
全室個室になっている他、風呂やトイレはもちろん食堂までも完備されている。まさに至れり尽くせりである。
今回、予約を取った個室のタイプは『ロイヤル・ツイン』で、個室の中でも最高価格を誇っている。散財、ここに極まれり。
とにかく広かった。
これだけ広いとむしろスペースを持て余してしまうほどである。さらに風呂とトイレも付いているため、食事以外は全て個室の中で完結する。
船の上で寝泊まりするとなると揺れが気になるところだが、このオレンジフェリーだとそこまで問題にはならなかった。
朝食も美味しかった。
そんなこんなで大阪港から東予港に到着した。そこから猛ダッシュでバス乗り場まで向かうことになる。
ただの古びた大衆浴場、道後温泉
オレンジフェリーを下船してすぐバスに乗り込んだ。時刻は早朝の6時。もう少し船の中でゆっくりしたかった。
道後温泉駅に到着した。あまりにも早すぎる到着だったので、周囲の店はまだ開いてすらいなかった。
到着してすぐに足湯に浸かった。
僕は道後温泉のことを超大規模なスーパー銭湯だと勝手に期待していた。しかし実態はその辺にある大衆浴場と何ら変わりなかった。
過去に聖徳太子が訪れたという事実によって、ネームバリューが無駄に高まっているだけの古びた大衆浴場でしかなかったのだ。いっそのこと聖徳太子のう〇こでも飾っておけば良かっただろうに。
意外にも近くには風俗街があったが、性病が怖いので周囲を彷徨くだけに留めた。
『BLEACH』のタイトルロゴを丸パクリした店もあった。著作権的に大丈夫なのだろうか。
松山城
「何が違うの?どれも同じじゃないか」という感想しか出てこなかった。日本はどこを旅行しても大なり小なり同じであると改めて思った。
ちなみに松山城への往復に対してリフトを使ったのだが、それが一番楽しかった。リフトに乗るのは、学生時代に修学旅行でスキーに行ったとき以来だった。
蛇口からみかんジュース
ジュース一杯で100円もするのはどうかと思ったが、これは主に蛇口からみかんジュースを出すという面白い体験に対する対価なのだと考えると合理的である。
まとめ
帰りは飛行機だったので松山空港まで向かい、夕食に鯛をしこたま食べた。
幾分か気分転換にはなったと思うが、ぶっちゃけそれだけである。