発達障害もどきの行く末

発達障害グレーゾーンと診断されたとある社会不適合者による悪足掻き。とにかく職歴が悲惨

【Uber Eats】元勤務先の会社に配達に行ってしまった結果…

発達障害もどきです。

 

あまりブログの方で詳しく話したことはないのですが、僕はかつて近所にある物流会社の通販事業部にて、契約社員として 1年間働いていました。

 

 

そして Uber Eats の配達員として仕事を始めてから、自転車でいろんなところを配達してきました。

 

一軒家や(タワー)マンションのみならず、社宅にまで配達に行ったことがあります。社宅は社宅で独自のルールがあったりと、なかなか大変でしたね。

 

 

 

さて、本題に入ります。Uber Driver として働く最中、僕が一番恐れていたことが起こってしまいました。

 

それは

配達先がかつて勤務していた物流会社だった

ということです。

 

お客さんの中には、会社を配達先として指定している人も何人かいるため、配達員にとってはちょっとした企業訪問の気分を味わえたりします(笑)

 

…おっと、話が逸れました。

 

どういう理由であれ、辞めてしまった会社に足を運ぶとなると、懐かしい気持ちよりも気まずさが圧倒的に上回ります。

 

 

当然のことではありますが

Uber Eats の配達員は、どのレストランで注文品をピッキングするか、そしてどこのお客さんの元に配達するか、決して選ぶことはできません。

リクエストを引き受けるか引き受けないか、基本的にその二択しかないわけです。

 

注文品はケンタッキーフライドチキンでした。量も大したことなかったのが唯一の救いではありましたが、気分はあまりにも億劫でした。

 

 

元勤務先までケンタッキーフライドチキンを届けるべく、自転車を走らせます。

 

 

アプリ上に表示される顧客名はほとんど文字化けしていたため、誰なのか全く見当が付きませんでした。これでは仮に自分の知っている人であったとしても、実際に会うまでは絶対に分からないでしょう。

 

 

さぁ、いよいよ元勤務先に到着しました。

 

4ヶ月でクビになった印刷会社と比べると、1年間働いた物流会社の人間関係は極めて良好でした。もっと周りの人たちに心を開いていれば、もう少し働けたのかもしれません。

 

自転車で敷地内に入り、駐輪場に自転車を停めようとした矢先、目の前にかつて僕の直属の上司だった角谷さん(仮名)が現れました。

もしかして注文者はこの人なのか?

と考える暇もなく、角谷さん(仮名)は僕に声を掛けてきました。

 

「入口こっちちゃうで、向こうやで」

 

超久しぶりに聞いたその声を前に、懐かしさと気まずさが入り乱れた感情に僕の心は支配されます。

あっ…

僕が応答しようとした次の瞬間、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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僕は布団から飛び起きていました。

 

夢…?

そうです。かつての勤務先に配達に行くという出来事は全て僕の見た夢だったのです。

 

僕はその夢を見る前日に、配達先が会社に指定されているお客さんのリクエストをこなし、その帰り道に元勤務先の前を通過したという出来事がありました。

 

それであんな夢を見てしまったのだと思います。

 

僕は胸を撫で下ろし一息つくのですが、もしかするとこれは予知夢なのかもしれません。

 

Uber Eats の配達先として会社も指定できると分かったことから、今後僕が Uber Driver を続けていると、いつか必ず遭遇する案件だと強く実感しました。

 

 

それ以外にも、元勤務先の人の自宅や、元クラスメイトの自宅などにも、嫌々ながら訪問する日が来てしまうのかもしれません。そうなると、僕は彼(彼女)らの話のネタに利用されてしまうでしょう。それが嫌ならもう別のところに引っ越して、そこで Uber Driver する他なさそうです。

 

誰からもネチネチ指導されず、自分のペースでお仕事をこなせるのが魅力的な Uber Driver ですが、会いたくない人に出会う確率は、普通に会社員として働く以上に高いでしょう。それに稼げる額もダントツに違いますからね。

 

 

Uber Eats の配達員になりたいという方は、こういったリスクもしっかり想定した上で一度ご検討してみてはいかがでしょうか?