私は職場では相変わらず仕事ができません。発達障害特有の、言葉の裏を読めない、短期記憶が弱いなど、仕事をこなす上で明らかに支障をきたしています。
他の社員の方に相談もしましたが、ただの "天然" として扱われて終わりました。
現職は技術職のようなものですが、どれだけ技術や専門知識に長けていても、人の話をちゃんと理解できないようであれば、宝の持ち腐れでしかありません。
発達障害グレーゾーン、生きていく上で非常に大きな壁となっています。
発達障害グレーゾーンは誰からも理解されない
発達障害ですら人に理解される可能性があるとは限りません。発達障害グレーゾーンと同じく、ただの無能扱いされて終わってしまうこともあります。
ましてや "発達障害の傾向がある" だけの発達障害グレーゾーンが理解される可能性など皆無であるとすら思っています。
なので私と同じく "発達障害の傾向がある" だけの人は、健常者の人たちから理解を求めるのはやめておきましょう。診断がまともに下されない限り、私たちは発達障害者ではなく、ただの無能なのですから。
「発達障害グレーゾーンについて知って欲しい」ではなく、「かわいそうなオレ様のことを知って欲しい」が本音
自分の持っている障害について、他人にも理解して欲しいという方がたくさんいらっしゃいます。私自身もその一人で、Abema Primeに出演したときにもそう言いました。
しかし自分で言ってて気づきました。「発達障害グレーゾーンについて知って欲しい」ではなく、「かわいそうなオレ様のことを知って欲しい」が本音だったのだと。
まぁそれでも今後とも発達障害グレーゾーンのエピソードについても発信していきますけどね。
まとめ
発達障害グレーゾーンの何が辛いかと申し上げますと、発達障害同様にコミュ力や学習能力が極端に低く、興味関心の幅も非常に限定的であるため、向上心が持ちにくいことです。
それに加えて、普通のことがこなせないにも関わらず、医師から発達障害の診断は一切下りないがために、ただの無能扱いされてしまうということです。
病気で例えると微熱といった感じでしょうか。
熱(発達障害)でないのだから相応の支援や理解などは得られないし、平熱(健常者)でないから、人の話をしっかり聞いて、頭でしっかり理解し、適切な行動を取るといった普通のことがこなすことができません。
発達障害グレーゾーンとはまさに、生まれてきただけで罪な存在というわけです。生き方も道理で中途半端になるわけですよ。