発達障害もどきの行く末

発達障害グレーゾーンと診断されたとある社会不適合者による悪足掻き。とにかく職歴が悲惨

発達障害グレーゾーンは図々しさがなければ生きていけない

僕がこの『発達障害もどきの行く末』なるブログを始めたのは、発達障害グレーゾーンと診断された自分という存在について知って欲しかったからだ(それ以前にブログで稼ぎたかったというのもあるが)。そのためにブログ(あるいは Twitter)を通して、いろいろ情報発信してきた。

 

しかし去年 Abema Primeに出演したことで、その願いは叶ってしまったのだ。

 

僕のように発達障害グレーゾーンと呼ばれている人たちが、どういった感じで仕事ができないのかなど、一番伝えたいと思っていたことを伝えることができた。しかしそれと同時に、もうブログで発達障害グレーゾーンについて情報発信する必要がなくなってしまった。

 

動画の総再生数も気が付けば60万再生を突破している。つまり世の60万もの人に発達障害グレーゾーンについて知ってもらうことができたわけだ。しかしそこで終わりではなく、結局は世間から打ちのめされながらも足掻いていくしかない。

 

発達障害グレーゾーンというマイナスな状態から少しでも脱却するため、コミュ力や語彙力を伸ばすための書籍を何冊か読んだ。しかしほとんどが実践済みだったので役に立たなかった。

 

発達障害グレーゾーンに関する書籍も読んだが、内容が傷の舐め合いだけだった。せめて発達障害グレーゾーンの人が利用できる福祉の一つでも教えて欲しかった。

 

要するにないのだ。

健常者でも障害者でもないグレーゾーンの人にとって救いになるようなメソッドなど。

 

発達障害グレーゾーンの人は、ただの無能と見なされてあらゆる支援の対象から外される。そんな人が生きていくにはどうしたらいいか。

 

結局のところ自分のあらゆる要望を通すために、周りに対して図々しさを発揮するしかない。無能であればあるほど、生きていくのにこの図々しさが必要不可欠だ。

 

相手の迷惑を考えつつも、何より自分の要望を第一に考える。

 

貧乏子沢山の家庭も、図々しさだけで勝ち取った社会的地位なのだろう。無能で貧乏な人が何故子どもを産むのか疑問に思っていたが、彼(彼女)らは持ち前の図々しさを絶対的な武器にして生きているのだ。

 

僕のような無能が生き残るには、徹底的にそんな図々しさを磨いていくしかない。