先日のことではありますが、以下の記事を Twitterで共有してみたところ、見事にバズりました。
内容としては、山奥ニートが住んでいる共生舎にメールを送り、その返ってきたメールの中身を見て思ったことについて述べた記事になっています。
今回はどうしてその記事がバズったのか、理由についてアレコレ考えてみる内容になっております。
では、どうぞご覧下さいませ。
"自分のことをニートだと思い込んでる限界集落の移住者" というワードが、山奥ニートたちの怒りを買った説
僕としてはこれが一番、山奥ニートたちの目を引いたんじゃないかと思っています。
山奥ニートたちのことを
「就職してちゃんと働け!」
「いつまでもそんな怠惰な生活ができると思うな!」
「そんなに遊び惚けて、老後は一体どうするつもりだ!」
とバッシングしてくる人たちが多いですが、僕としては彼らをそういうふうにバッシングするのは、明らかに筋違いであると思っています。
つい先日、世界一受けたい授業にて山奥ニートのことが取り上げられておりました。
今の日本が見えてくる!新しい生き方SP!山奥ニートってなに?新しい教育に挑む、話題のN高等学校!新しい生き方に密着!
山奥の限界集落(山間部で65歳以上が50%以上)で、定職につかず自由に集団生活をしている人々のこと。
彼らは自分たちのことを「山奥ニート」と呼んでおり、地域の役に立ち、年金や保険料もちゃんと払っている。
番組によると、彼らは地域住民としっかりコミュニケーションを取り、警察や救急の人が円滑に仕事ができるよう、サポートなどもしていました。
さらに彼らの大半は、シカやヘビを捕まえるための狩猟免許も取得していたのです。
集団生活についても、周りと一切トラブルを起こしていないため、彼らが自分たちのことを「ニート」と名乗っていることについて、最早違和感しか抱けませんでした。
本当のニートとは、コミュ力もなく仕事もろくにできず、他人に興味がないばかりか、自分に関心のあること以外はほとんど無知であり、協調性も著しく欠如している学習性無力感に苛まれた人間
であると僕は考えています。なので山奥ニートの人たちが考えてる「ニート」とは、確実に大きな隔たりがあると思います。
彼らは、いわゆる普通のニートが浴びせられるようなバッシングには慣れてこそいれど、
と言われることに対して、あまり耐性がなかったのではないかと思います。その結果、僕に突っかかってくるということになったのではないでしょうか。
人生縛りプレイしてる人、大変だなーhttps://t.co/pzTkcwgRF8 pic.twitter.com/ol8htbhkhn
— 葉梨はじめ(山奥ニート) (@banashi) 2020年7月10日
Twitterのトレンドに「山奥ニート」が上がってたから、それに便乗した
まぁ言うまでもないですね。
世界一受けたい授業で「山奥ニート」が取り上げられたとき、Twitterのトレンドには「山奥ニート」が上がっておりました。
今だァァァァァァ!!!
と言わんばかりに、僕は山奥ニート関連の記事を投稿していったのを覚えてます。
その日の PV数は僕がブログを開設して以降、最高値を記録しました。一時的ではありましたが良い経験になったと思います。
タイミングを見計らって便乗することで、ブログを見てくれる人が急増するということを、身をもって学べた瞬間でした。
まとめ
山奥ニートみたく「ニート」を自称することで、何かしらコンテンツを提供していく人というのは一定数います。Phaさんもその一人です。
Phaさんの活動も山奥ニート同様、「ニート」を名乗りつつシェアハウスを運営したり、本やブログを執筆するなど、ニートではなくむしろ実業家という側面が強いです。
「ニート」という言葉を使い、今現在ニートや引きこもりといった社会不適合者の方々をターゲットにしたビジネスといったところでしょうか。
もし仮に山奥ニートという名称などではなく、ただの限界集落の移住者であれば、誰も見向きもしなかったでしょう。