ある日の深夜3時頃、洗濯機の稼働している音で僕は目を覚ました。
僕が入居しているシェアハウスでは、0時から7時までは洗濯機や乾燥機を使うことができない。本来であれば、そんな時間帯に洗濯機が稼働しているはずがないのだ。
しかしそんな時間帯に稼働しているということは、入居者の誰かがルールを破ったということになる。
僕はブチ切れて、稼働している洗濯機を停止させた。
しばらくして、犯人と思しき入居者がその洗濯機に近づいてきた。洗濯機が突然止まったから、気になって様子を見に来たのだろう。僕もすかさず向かった。
犯人は案の定、あの入居者だった。
僕は彼に向かって以下のことを言い放った。
深夜に稼働していた洗濯機の音で目が覚めてしまい寝付けなくなったこと。
勝手ではあるが、深夜に稼働していた洗濯機を停止させたこと。
もう深夜に洗濯機を稼働させるな。
その後、彼は洗濯機の中から自身の洗濯物をかき集め、そのまま部屋に戻っていった。僕には何の謝罪もなかった。何様だよマジで。
シェアハウスのルールを破らないと生活できないんなら、もうさっさと退去してしまえよ。
不満があったときは、すぐ行動に移す
他の入居者が今回みたいな迷惑行為をしていると思った場合、まずは様子を見てみることは大事だ。
しかし今回の件みたく、一度見逃すと誰の犯行なのか特定が難しくなる上、次にまた同じことがシェアハウス内で起こるのではないかと不安な日々を送ることになりかねない。
今回の僕が取った行動は、人によってはやりすぎではないかと思われたかもしれない。しかし深夜に稼働していた洗濯機のせいで、僕は睡眠時間を大幅に削られたのだ。これは立派な睡眠妨害である。洗濯機を停止させた程度では、相手にとって何の制裁にもなっていないとすら考えている。
きっと彼はまた同じことを繰り返すだろう。そうしたらまた何億倍返しにしてやる。
お前が今住んでいるのはシェアハウスで、自分だけの家ではないのだ。他の入居者のことを舐めるな。