Tomorrow Never Comes
コロナ禍において、行きたいところがあるなら四の五の言わずさっさと行くべきである。
「今じゃなくてもいい✨」
「明日できることは今日やるな✨」
なんて言葉に惑わされていると、きっと後悔することになる。飲食店一軒行くにしても、明日にはその飲食店自体が潰れているのがザラな時代だからである。
というわけで今回の記事は、一人ユニバなるものに挑戦してきたという内容でお届けしたいと思う。何番煎じだよって言われそうな内容ではあるが、今現在ネタが枯渇しているのでどうかお許しいただきたい。
ぼっちここに極まれり(笑)
僕は食べに行くにも旅行するにもいつも一人だったが、遊園地には今まで一人で行ったことはなかった。それに遊園地自体、ここ10年は行かず終いだった。
一人ユニバだが、結論から申し上げるとめちゃくちゃ面白かった(笑)早速だが紹介していくとしよう。
台風が来ると分かってるのにユニバに行くことを決意
ユニバに行こうと思ったのは3日前だった。しかも台風が来ると分かっていながらである。
オンラインでチケットを購入し、台風が大阪から逸れろと常に願っていた。
台風が来ると分かってるなら別の日にしろよって話だが、その頃にはきっとユニバに行く気力をなくしているだろうし、何よりコロナ禍でユニバ自体が潰れるかもしれないと勝手に思い込んでいたのだ。
熱海や城崎温泉のときもそうだったが、僕は突発的に何かを思いつき、その他のことは一切考えず行動に移す癖がある。それが良い方向に向かうときもあれば、悪い方向に向かってしまい損をすることもある。
まずはスーパーニンテンドーワールドへ
ユニバに来た当初の目的は、スーパーニンテンドーワールドだった。朝一ということもあり、整理券なしで入場することができた。
幼少期の頃から、僕はよくマリオのゲームをプレイしていた。というよりマリオ以外のゲームをほとんどプレイしたことがない(かと言ってマリオファンというほどマリオに詳しくもない)。
手始めに、マリオカート〜クッパの挑戦状〜とヨッシー・アドベンチャーを体験してきた。しかし感想としては特に印象に残らなかった。
昼頃になると台風による雨風が強くなったので、キノピオ・カフェでランチをすることにした。
しかしキノピオ・カフェのメニューはどれも2000円近くの値段だった。おまけにメニューのほとんどが僕にとってアレルギーのある食物を含んでいた。味に関しても、決して美味しいというレベルではなかった。下手すればファミレス以下だった。
スーパーニンテンドーワールドには2~3時間ほど滞在した。お土産は特に買っていない。
昼からは普通のアトラクションを体験
ジュラシック・パーク、ジョーズ、あとは屋内でスパイダーマンを体験した。台風の影響で、屋外のアトラクションは上記2つを除いて全滅だった。
ジュラシック・パークはかつて乗ったことがあったが、最後は水を浴びることになるので、濡れるのが嫌な人はレインコートの着用をオススメする。ちなみにジョーズは濡れるだけで何も面白くなかった。スタッフのお姉さんの演技がひたすら痛々しかった。
台風が収まり、3種のジェットコースターを体験
屋外のアトラクションであるヒッポグリフが再開したのを聞いてもしやと思い、しばらくユニバに残ることにした。
案の定、台風の影響で一時運転を見合わせていた屋外のアトラクションが次々再開し始めた。
チャンス…!
と思った僕は早速、ザ・フライング・ダイナソーとハリウッド・ドリーム・ザ・ライド(バックドロップ込み)を体験した。
ジェットコースターに乗るのは実に10年ぶりで、しかも1日に3回もジェットコースターに乗ったのは初めてである。ジュラシック・パークも最後は絶叫マシーン同然のスリルはあったが、ここでは割愛する。
貴重品はアトラクション内に設置されているロッカーに入れるか、乗り場にある棚を利用できる。スタッフが棚を見張ってくれるので、盗難については過度に心配する必要はない。
ザ・フライング・ダイナソーは乗車時に顔と体が地面に向いた状態で発進する。初見はそれだけでもなかなか恐怖だった。まるで恐竜に掴まれたまま飛行しているかのようなスリルを味わえた。
その後、ハリウッド・ドリーム・ザ・ライド(バックドロップ込み)を体験した。見た目は王道を征くジェットコースターである。ザ・フライング・ダイナソーの直後だったので、余裕だろうと調子こいていたが別にそんなことはなかった。
ジェットコースターに乗っているとき、絶叫しながら手を上げるという、いかにもリア充的な経験を初めてした。絶叫していると少しだけ恐怖が和らぐような気がする。
最近の自分がいかにスリルに飢えていたかがよく分かった。もっとこういったスリルを求めるべきなのだろうか。
まとめ
遊園地自体、実に10年ぶりだった。
数年前から一人で遊園地に行きたいとは思っていたが「どうせ行っても無駄」と思い、行かず終いだった。
しかし今年も、例年であれば毎回参加していたはずのイベントが中止になったので、その分時間と労力も持て余すことになった。
「どうせ行っても無駄だけど、他にやることないしせっかくだから行ってみるか」
という心境になり、一人ユニバが実現することになった。まさに偶然の産物だった。